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JAはくい認定 社会課題を解決する「自然栽培地域プランナー認定講座」を開講

自然栽培でサステナブルな農業と地方創生を実現【JAはくい認定】社会課題を解決する《自然栽培地域プランナー認定講座》を開講

株式会社グローバルイノベーションズは、JAはくい認定の「自然栽培地域プランナー認定講座」を2022年7月から開催することをご案内いたします。

講師兼ファシリテーターは、「奇跡のリンゴ」で有名な木村秋則氏による「自然栽培実践塾」の卒業生である廣 和仁(ひろ かずひと)氏とJA羽咋(はくい)で「のと里山農業塾」を運営する粟木 政明(あわき まさあき)氏です。

自然栽培の本質を総合的に学べるこちらの講座を通して日本各地で「自然栽培の伝道師」として活躍する人材を育成し、社会課題解決のひとつの手段である自然栽培の普及や、地方創生へ貢献していきたいと考えております。

自然栽培地域プランナー認定講座の受講生が目指す姿

本講座修了後に受講者が目指す姿は主に下記の3種類が想定されます。

◆ 自然栽培の本質と必要性をレクチャーし、世の中に広げていく講師
◆ 自然栽培を通して地方創生を促すコンサル、講師やプランナー
◆ 自然栽培の哲学を学び、本格的に自然栽培に取り組んでいく農業従事者、もしくはこれから自然栽培農業に取り組む方

JAはくいが自然栽培を推進する背景

JAの存在目的は「農家の経営を守ること」であり、そのためにJAは農薬や肥料を販売し農家をサポートしています。そのJAがなぜ農薬や肥料を使わず、一見収穫が安定しないように考えられる「自然栽培」を推進しているのか疑問に思われるかもしれません。

しかしJAはくいでは「奇跡のリンゴ」の木村秋則さんの講演会が羽咋(はくい)市で開かられた際に約1000人の方が来場されたことがきっかけとなり、自然栽培の考え方や栽培および販売方法などを学べる「のと里山農業塾」を2013年に開講し、これまで多くの受講生を受け入れてきました。

実は日本の農業では肥料や農薬、種などそのほとんどが輸入品に頼っているのが現状です。昨今の世界情勢などにおいても、これらの物を使用するこれまでの慣行農法が必ずしも安定収量や経営の安定につながるとは限らない時代となってきました。

一方で自然栽培は100%その地域にある資源だけで成り立つ農法です。世界情勢や輸入品の価格に左右されることがありません。さらに農地のあっせんから農機具や販路の紹介までJAが積極的にサポートすることによって、産業や雇用が創出でき、他地域からの人の流入も期待できます。このようにして循環ビジネスにつながるサステナブルな農業経営が可能となるのです。

このことからJAはくいは自然栽培をJAとして推進し、自治体とともに自然栽培農家をサポートしています。

自然栽培地域プランナー認定講座の概要とカリキュラム

タイトル:自然栽培プランナー認定講座
期間:7月〜10月の合計4ヶ月間→月2回【計8回】 1回あたり2時間
受講スタイル:オンラインZoomライブ講座 ※全国各地からご参加可能
対象:農業従事者、経営者/企業担当者、講師/コンサルタント、一般参加者
定員:1開催あたり先着30名様まで
特典:
1. 間伐材を使った木製SDGsバッジ
2. 講師活動をバックアップするパワーポイント資料
※受講者は当講座主催の会員制コミュニティに参加可能です。(1年間)

詳細はこちらから:https://www.startsdgs.com/ja/

講師兼ファシリテーター

廣 和仁(ひろ かずひと)

奇跡のリンゴで有名な木村秋則氏による「自然栽培実践塾」の卒業生であり、自身も富山県氷見市で自然栽培農業による経営及び地域運営を行っている。

粟木 政明(あわき まさあき)

石川県羽咋市のJA 職員、当市の自然栽培聖地化事業に関わり、行政とJA、農家との三位一体による地域農業活性化システムを築き上げた。