心を奪うプランをデザインせよ!【Day10実施レポート】

Day10では、「心を奪うプランをデザインせよ!」をテーマに、参加パートナー企業へ各チームごとに事業計画案・提案資料の作成を行いました。

開催日:2024年9月14日(土)13:30〜16:30
開催形式:リアル会場

Day10実施レポート

Day10では、中間発表時にフィードバックを受けたアイデアの磨き上げをテーマに行い、ビジネスモデルを視覚的に整理するためのツール「ピクト図解」を学びました。

1. ピクト図解の講義およびワーク

「ピクト図解」は、ビジネスモデルキャンバス(BMC)のコスト構造と収益の流れを理解するために非常に有効な手法です。具体的には、以下のポイントを説明しました。

・ピクト図解の基本的なポイント
ビジネスモデルを見える化するツールとして、簡単な記号を使ってサービスやモノ、お金の流れを表現します。サンリオやAmazon、コーヒーバリスタなどの事例を使い、矢印の方向や太さの使い方など、ピクト図解の基本的な作成方法を紹介しました。

・図解の重要なポイント
矢印が一方通行にならないように意識し、また、図はシンプルかつ分かりやすく作成することを推奨しています。具体的には、「俺の●●レストラン」の事例が紹介され、複雑なビジネスモデルをどのようにシンプルに表現するかについて学びました。

Day10講義の様子

2. プレゼンテーションの技法・チームワーク

プレゼンテーションで最も重要なのは、《伝える》だけでなく、《伝わる》プレゼンを目指すことです。講義では、そのための具体的なテクニックについて詳しく解説がありました。

効果的なプレゼンを行うには、まず目的を明確にし、結論から話すことが大切です。簡潔な言葉を使い、専門用語は避けながら、話すスピードを調整し、重要なポイントではゆっくり話すように心がけます。また、抑揚をつけ、視線を配って聞き手に注目し、ジェスチャーや間を効果的に使って視覚的にサポートします。スライドは要点を補強するために活用し、これらの工夫により、聞き手にしっかり《伝わる》プレゼンテーションが可能となります。

Day10では最終プレゼンテーションに向けて、参加者全員で押さえるべきポイントの統一化を図りました。講義後は引き続き、事業計画案や提案資料の作成に取り組んでいます。

チームワークの様子

まとめ

参加者の感想

・「メンバー各々の視点でのアイデアを出すことができていたと思います。アイデアに対して共通認識を作るために、重要な時間となったと感じています。」
・「表面的な課題は見つけられるけど、深掘りが苦手なところはあまり成長出来ていない。まだあと4週間あるので更なるステップアップを目指したいです。」
・「前回の中間発表のFBをうけて、さらに議論を加速させることができた。メンバー皆、活発な意見交換ができたが時間がおしてしまいタイムマネジメントが少し課題として残った。」
・「具体的なサービス立案に取り組む中で、時間管理・議論で各々の役割をもち、取り組むことができた。」

事務局からのコメント

Day10の最後に、各チームが次回のプレ・プレゼンに向けて意気込みを発表しました。自分のチームの進捗状況を改めて把握し、他チームの進捗も知ることで緊張感を高められたようです。プレ・プレゼンでは本番を想定した練習を行います。また、他チームの発表を聞く機会もあるので、互いに刺激を受けながら成長できる場となることを期待しています。

プロジェクトは残りわずか2回となり、ラストスパートの時期です。最終プレゼンに向けて、皆さんが最高の成果を出せるよう、私たち運営事務局も引き続きサポートいたします。