世界を変えるプロフェッショナル人材へ!【Day12実施レポート】

半年副社長プロジェクトの集大成として迎えたDay12では、「世界を変えるプロフェッショナル人材へ!」をテーマに最終プレゼンを行いました。多様な職種や経験を持つ参加者たちが、この半年間での学びを活かし、プロフェッショナルとしての成長を示す場となりました。最終プレゼン後には懇親会が開催され、異なるチーム間での交流が深まりました。

開催日:2024年10月12日(土)13:30〜18:00
開催形式:リアル会場

Day12実施レポート

半年間にわたり実施してきた「半年副社長プロジェクト」もいよいよ最終日。 Day12は会場も変更し、これまでとは異なる雰囲気で緊張感に包まれる中スタートしました。本プロジェクトでは須藤講師・青木講師による各種講義やグループワーク、野林氏によるマーケティング特別講義を通じて、経営やビジネスの基本・サステナビリティを学んできました。その成果を各チームが最終プレゼンテーションとして発表し、担当企業から与えられた課題解決への提案を行いました。プレゼン終了後には懇親会を開催し、参加メンバー同士はもちろん、企業の方々との交流も活発に行われました。

1. 最終プレゼン

最終プレゼンテーションでは、各チームが取り組んだ成果を発表し、7名の審査員による審査・フィードバックが行われました。審査は審査表に基づき、下記のポイントに沿って評価。各チームのプレゼン後には担当企業および須藤講師より、感想や具体的な評価点・改善点、プレゼンパフォーマンス総評などのフィードバックをいただきました。

【評価ポイント】

・担当企業の課題への解決策
・事業のスケーラビリティ(継続性・将来性)
・イノベーションと競争優位性
・トレードオフ(どこかに不具合がおきる)
・サステナビリティ視点(地域性・社会性)
・プレゼンテーションの質/パフォーマンス

各チーム「新規事業開発」「地方創生」「人材育成」など、担当企業が抱える課題に対して独自のビジネスモデルを発表しました。SDGsに配慮した事業の方向性やターゲット層の明確化などについても評価が集まり、ビジネスモデルの収益性や持続可能性についてのアドバイスがありました。中間発表からのブラッシュアップがどのチームもできているとの評価が多く、限られた講義日数の中でここまでのプレゼンに仕上げてきた点が高く評価されました。

最終プレゼン・フィードバックの様子

参加目的とプロジェクトを通じた気付き

参加メンバーは、「人脈づくり」「経営に関する学び」「将来の方向性を見つけるため」などそれぞれ目的を持ち、このプロジェクトへの参加を決意しました。
本プロジェクトを通して、異なる年齢・職業のメンバーとの交流し、実務に活かせるスキルや知識の習得に加え、自分の新たな役割や視野の広がりを実感したと声が多く上がりました。「この経験を今後に活かしたい」「半年間で得た仲間や人脈が大きな財産になった」との声もあり、参加メンバーはプロジェクトを自己成長の場として位置づけています。
最終プレゼンまで走り抜けたことで、多くのメンバーが大きな達成感と次への意欲を感じ、学びをさらに深めたいという決意を新たにしました。

株式会社 アンウォール清野様からの激励メッセージ

参加企業代表として、株式会社アンウォール代表取締役 清野様より、参加メンバーの成長と成果を称える温かいメッセージが贈られました。清野様は、「皆さんがこれまで積み上げてきた努力が形になり、期待を超える斬新なアイデアがたくさん見られた」と評価し、参加メンバーの熱意と挑戦に感謝の意を表しました。また、企業側からの視点として、新規事業開発の難しさや持続的な成長のために必要な試練があることを強調され、基礎的なビジネススキルを磨き続けることが今後の成功のカギになると激励されました。
さらに、「今の皆さんは、一般的なスタートラインよりも優れたビジネスの土台を持っている」とし、今後の成長に大きな期待を寄せ、「これからも挑戦を続けてほしい」と参加メンバーにエールを送りました。

清野様 メッセージの様子

主催者代表 黒岩社長から送る言葉

主催者代表の黒岩社長からは、参加企業およびメンバーへの感謝の言葉が贈られました。黒岩社長は「多忙な中でもご参加いただき、このプロジェクトを成功に導いてくださった皆様に感謝します」と述べ、今回のプロジェクトを通じて得た経験が参加メンバーの今後の実践において大きな価値を持つことを期待しています。

また、「ビジネスの現場ではうまくいかないことが多いが、挑戦し続けることが大切」とし、学んだことを活かして日常の中で企業やサービスの価値を考える習慣が新たなビジネス創出の基礎になる、と強調しました。半年間のプロジェクトを共に歩んだ参加メンバーへの激励と労いの言葉とともに、今後のさらなる活躍への期待が寄せられました。

2. 懇親会

最終プレゼン後には、半年間の努力を称える表彰式が行われました。審査の結果、優秀なチームには特別賞として豪華景品が贈られ、僅差で競り合った各チームへの惜しみない拍手が送られました。また、すべての講義に出席したメンバーには皆勤賞を授与し、チームの進行を支えたリーダーには事務局賞を贈りました。

懇親会では、チームや担当企業の枠を越えて会話や食事を楽しみながら、半年間の思い出や互いの成長を振り返る和やかなひとときが続きました。お互いに感謝と激励の言葉を交わしながら、ここで築いた仲間とのつながりを大切に、次のステップへと進む決意を新たにしました。

懇親会の様子

まとめ

参加者の感想

・「半年間本当にありがとうございました!参加してよかったと心から思っています!!」
・「チームで何かを作り上げる時にどのように動いていけば、スムーズに物事が進むのかがわかった。社会人の方と同じチームになって計画書を書く時にどのポイントに注意してるかなど、学生とは全く違う視点を学べたと思う。」
・「俊さん(須藤講師)に行っていただいた講義は、自分の中で非常に心に残っています。働くということはどういうことなのか、経営者としてどのようなことを考え、目を向けていく必要があるのか、何もかもが初めての内容で、自分自身の意識も非常に変わったと感じています。」
・「正直自信がなかったのですが、その自信がないまま等身大の自分で自分の悩みを伝えたことで、共感してもらえたことが良かったです。現実問題、どう数字を使って、どう実現していくか、資本政策の部分が出来ていなかったので、今後は必ず含めたい。」

事務局からのコメント

「半年副社長プロジェクト」にご参加いただいた皆様、半年間にわたる取り組み、本当にお疲れ様でした。
今回のプロジェクトを通して、参加者の皆様が多様な課題に挑戦し、チームワークや実践的なビジネススキルを培われた姿勢に、私たち事務局も大変感銘を受けました。中間発表のフィードバックを活かし、限られた時間の中で着実にブラッシュアップを重ね、最終プレゼンでは各チームが一段と成長した姿を見せてくださいました。

また、企業様からのご協力と貴重なご意見を頂戴し、参加者にとってかけがえのない学びと成長の場が実現できたこと、心より感謝申し上げます。皆様の温かい支えがあったからこそ、ここまで実りあるプロジェクトとなりました。

本プロジェクトで得た経験が皆様にとって今後の成長と新たな挑戦の礎となることを願っております。今回のプロジェクトをきっかけに、参加企業様とのご縁が今後も続き、より実りある関係が築かれるよう、事務局としても引き続きサポートして参ります。皆様の更なるご活躍を心から応援しております。